永福町駅前みんなのクリニック

永福町駅前みんなのクリニック

診察予約 オンライン診療

ブログ

食中毒の症状と受診の目安|家庭でできる予防6つのポイント【永福町の内科・小児科】

食中毒の予防は、菌を「つけない・増やさない・やっつける」の3つが基本で、血便、激しい腹痛、嘔吐で水分がとれないときは受診の目安です[1][4]。食中毒は飲食店だけでなく、毎日の家庭の食事でも起こります[1]。

永福町駅前みんなのクリニック(京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分)では、内科・小児科で、腹痛・下痢・嘔吐の診察を行っています。0歳から高齢の方まで、ご家族で同じ日に受診できます。

食中毒の症状と、食べてから症状が出るまでの時間

食中毒の主な症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢で、発熱やだるさなど、風邪のような症状のこともあります[2][3]。原因には、細菌、ウイルス、原虫、化学物質、キノコやフグなどの自然毒があります[2][3]。

症状が出るまでの時間は原因によって異なり、短いものでは食べた直後、長いものでは1週間以上たってから出ることがあります[2]。

原因の例 症状が出るまでの時間[2]
ノロウイルス 24〜48時間
カンピロバクター 2〜5日
黄色ブドウ球菌の毒素、自然毒、ヒスタミンなど 食べてからすぐに嘔吐などが出る可能性

家庭での食中毒は、症状が軽かったり、発症する人が1人や2人だったりするため、風邪や寝冷えと思われがちです[1]。直前の食事だけでなく、数日前までの食事も振り返ってみてください。

救急車を呼ぶ・すぐ受診する目安

状態 行動の目安
けいれんがある、意識がはっきりしない、しびれや麻痺がある 119番で救急車を呼ぶ
血便がある、激しい腹痛がある[4] その日のうちに受診
嘔吐が続いて水分がとれない、尿が減った、口が乾く、力が入らない[5] その日のうちに受診(脱水の心配があります)
症状が重い、48時間以上続いている[5] 受診を
乳幼児、高齢の方、持病のある方の下痢・嘔吐[5] 早めに受診を

腸管出血性大腸菌(O157など)では、激しい腹痛、水のような下痢、血便が特徴で、子どもや高齢の方では、けいれんや意識障害を伴う合併症を起こすことがあります[4]。合併症は、下痢などが始まってから数日〜2週間以内に起こるとされているため、いったん落ち着いたあとも様子をよく見てください[4]。フグやキノコなどの自然毒では、麻痺などの神経の症状が出ることがあります[2]。お子さんの血便は子どもの便に血がついたときの受診目安もご覧ください。

食中毒かなと思ったときの対応

  • 水分を少しずつとる:安静にして、十分な水分をとることが基本です。嘔吐があるときも少量ずつ飲みます[5]
  • 下痢止めや痛み止めを自分の判断で飲まない:腸の動きを抑える下痢止めなどには、毒素を体の外に出にくくするものがあります[4]
  • 医療機関で診察を受ける:食中毒が疑われるときは、医師の診察を受けましょう[2]
  • 手洗いを徹底する:排便後、食事の前、下痢をしている方の世話をしたあとは、石けんと流水で十分に手を洗います[4]

診察では、症状、食べたもの、食べてからの時間、同じものを食べた方の様子などをうかがい、検査が必要かどうかを確認します。食事が原因と疑われるときは、お近くの保健所に相談できます[3]。水分のとり方は、大人の嘔吐・下痢の記事と子どもが吐いたときの記事に詳しくまとめています。

家庭でできる食中毒予防|6つのポイント

細菌による食中毒の予防は、細菌を食べ物に「つけない」、ついた細菌を「増やさない」、加熱などで「やっつける」の3原則です[1]。買い物から残り物の扱いまで、6つの場面で確認しましょう[1]。

場面 ポイント
1 買い物 消費期限などを確かめる。肉や魚は汁がもれないように分けて包む。冷蔵・冷凍の食品は最後に買い、早めに帰る
2 保存 帰ったらすぐ冷蔵庫・冷凍庫へ。詰めるのは7割程度まで。冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は−15℃以下がめやす
3 下準備 こまめに手を洗う。生の肉や魚を切った包丁・まな板は、洗ってから熱湯をかける。解凍は冷蔵庫か電子レンジで
4 調理 十分に加熱する。めやすは中心部の温度が75℃で1分間以上
5 食事 食事の前に手を洗う。調理の前後の食品を、室温に長く置かない
6 残った食品 浅い容器に小分けして早く冷やす。温め直しは75℃以上がめやす。時間がたちすぎたら捨てる

乳幼児や高齢の方は、腸管出血性大腸菌の感染で症状が重くなりやすいため、加熱が十分でない食肉などは避けましょう[4]。

よくある質問

Q. 食中毒は、食べてからどのくらいで症状が出ますか?

A. 原因によって異なります。短いものでは食べた直後、長いものでは1週間以上たってから症状が出ることがあります。たとえばノロウイルスは24時間から48時間、カンピロバクターは2日から5日とされています。

Q. 下痢止めを飲んでもよいですか?

A. 自分の判断で飲むことは避けてください。腸の動きを抑える下痢止めや痛み止めの中には、腸管出血性大腸菌の毒素を体の外に出にくくするものがあります。薬は診察を受けてから使いましょう。

Q. 肉はどのくらい加熱すればよいですか?

A. めやすは、中心部の温度が75℃で1分間以上です。残った食品を温め直すときも、75℃以上をめやすに十分に加熱してください。

まとめ

  • 食中毒は家庭の食事でも起こり、症状が出るまでの時間は食べた直後から1週間以上までさまざまです
  • 血便、激しい腹痛、水分がとれないときは、その日のうちに受診を。けいれんや意識の異常は119番へ
  • 下痢止めは自分の判断で飲まず、水分を少しずつとりましょう
  • 予防は「つけない・増やさない・やっつける」。加熱のめやすは中心部75℃で1分間以上です

ご来院の前に

  • 食べたもの、食べてから症状が出るまでの時間、同じものを食べた方の症状をお知らせください
  • 下痢・嘔吐の回数、血便の有無、飲めた水分の量のメモとお薬手帳
  • 原則として予約なしで受診できます(平日19時まで・土曜13時まで)

永福町駅前みんなのクリニック(総合診療・内科・小児科・外科・小児外科)
〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目4-7 永福町駅前クリニックモール
京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分(アクセス)
診療時間:月〜金 9:00〜13:00/15:00〜19:00、土 9:00〜13:00(土曜午後・日曜・祝日は休診)
お電話:03-3324-1000

永福町駅 徒歩3分|内科・小児科・外科

原則として予約なしで受診できます。診察のご予約はWEBで24時間受け付けています。

▶ WEB予約はこちら

お電話でのご相談:03-3324-1000

確認した資料(2026年10月4日確認)

  1. 厚生労働省「家庭での食中毒予防」
  2. 東京都保健医療局 食品安全FAQ「食中毒になるとしたら、何時間後くらいに具合が悪くなるのですか?」
  3. 東京都保健医療局 食品安全FAQ「体の具合が悪くなったとき、食事が原因と思われる場合は、どうしたらよいですか?」
  4. 厚生労働省「腸管出血性大腸菌Q&A」
  5. MSDマニュアル家庭版「胃腸炎の概要」

この記事は一般的な情報です。症状や治療は一人ひとり異なります。気になる症状があるときは、医療機関にご相談ください。

pagetop

© 永福町駅前みんなのクリニック